RC住宅について | 理想的な時期と価格で買い手を探します

・比較的地震に強い

地震の力により伸び縮みする建物を鉄筋が持つ引張力とコンクリートが持つ圧縮力が支えることで、耐震性を発揮することができます。

・遮音性がある

隙間がなく気密性の高いRC住宅は、外からも音の透過が少なく、木造住宅に比べて高い遮音性を発揮します。

・耐火性がある

コンクリートは不燃材なので火事の際、外側の骨格が燃えて崩れるようなことはほとんどありません。万一、火災に見舞われた場合は、構造から建て替えするのではなく、リフォームで済むことが多くなります。

・デザインの自由度が高い

RC壁式構造は構造上、柱などの空間を遮るものがないので、各部屋の間仕切りを自由に設置することができます。外観なども、強度の規制をクリアすれば、丸みを帯た壁面など自由度の高い建物を造ることができます。

・工期がかかる

木造住宅の工期が３ヶ月程度であることに対して、RC住宅は５ヶ月程度です。工期の違いは建築費だけではなく、仮住まい等の費用にも影響してきます。

・費用が高い

一般的に木造住宅よりコストが高いと言われます。上記の工期が長いという事による経費や仮設費用、建物重量を支える基礎の違いなどが反映されるためです。

・外気の温度変化の影響を受けやすい

コンクリートは熱伝導率の高さから外気の温度変化の影響を受けやすい構造体になっています。その為、鉄筋コンクリート造の建物は最上階の断熱をコンクリートの外側で行うことで、屋根面のコンクリートが蓄熱するのを抑える工夫が必要です。